本日は、国内ビジネススクールの横断的な集まり、MBA-C のイベント、岩瀬大輔さん講演会・交流会に行ってきました。
岩瀬さんはライフネット生命の副社長の方ですが、ハーバードビジネススクールを卒業されたのちに立ち上げられたということで、現在スクールで学ぶ我々に、非常に刺激的なお話をいただきました。以下エッセンスを。
…………
・みなさんにはリスクを取って日本を変えていってほしい
・ビジネスは、教室で学べることは限られている
・Blogを書いていたが、もともと文章はほとんど書いたことがなかった
アセットにするために書き続けた
よく時間があるな、といわれたが、予習の時間を削っても復習のためとして書いた
1日1個でいいから気づいたことを書きとめておかないと(スクールの)お金も無駄になる
(このくだりでよしBlog書くか、と思った方も多いのではないでしょうか?)
・(ベンチャーの成功に)ビジネスプランは関係ない。誰がやるか、につきる
人がいい場合はプランがダメでも修正しながらなんとか成功することが多い
・大きな市場に、大きな非効率があり、大きな変化が起こる時にビジネスチャンスがある
(それで保険会社が成功すると考えた)
・現在コントロールできるリソースにとらわれてはいけない。事業機会を執拗に追い求めるべき
・立ち上げ当初は顧客よりも仲間を集めるのが大事
・ビジネスプランは一言で言えるのが大事
(ライフネット生命なら)「生保のおばちゃんをなくし、保険料を半分にしました」
・(ビジネスパートナーが)一緒にやって楽しい、というのが大事
楽しそうに説明すれば稟議もとおりやすい
ロジック:エモーション、昔は9:1だと思っていたが、今は5:5や4:6かと
・若者だけでベンチャーを作らないようにした
米はベンチャーに「オトナ」が入っている
大手生保出身でたまにふんぞりがえる人がいるが、そういう人はみなで諭す
・多国籍軍で戦うのが大事で、保険会社以外の人も入れた
・デイリーポータルの、ハトにからめた記事で反響が大きかった
現在のコンシューマ・マーケティング:安い・高性能だけではなく、+αがないといけない
「応援消費」というのがある
安いことより、会社の経緯を行った方がよいのでは、と思った
…………
岩瀬さんは同い年なのだが、東大在学中司法試験合格、ハーバード成績優秀者で現在生命保険会社副社長と、なんだかこちらは何周周回遅れなんだ、というカンジの方なのだが、参加者全員と交流の時間を作ってくださったりと、非常に気さくで近寄りにくさを感じさせない方。こういう「人間力」が、お話の中にもあったけれどもビジネス成功のポイントなのかな、と感じました。
※MBA-C
http://www.mba-c.net/
※ライフネット生命
http://www.lifenet-seimei.co.jp/
※Blog「ハーバード留学記」
http://hbslife.exblog.jp/
※Daily Portal Z「ハトが選んだ生命保険に入る」
http://portal.nifty.com/2009/07/24/a/
0 件のコメント:
コメントを投稿