必要以上の自粛ムードで地域の飲食店が困っている、なんて話もありますが、「大災害時における、直接の大きな被害はなくも計画的な停電が続く都市(つまり今の関東)における飲食店のマーケティング戦略」について、書いてみます。なんだか新規性がありそうなテーマですよね。
まず、教科書的に書くと、飲食店の現状はこんなカンジですよね。
■図1:現在の関東における飲食店のSWOT分析(*1)
それを踏まえ、機会・脅威の中で強みを活かし弱みを抑えるにはどうすればいいかというと、こんなカンジでしょうか。
■図2:現在の関東における飲食店のクロスSWOT分析(*2)
まぁ要するに色々なキャンペーンをやる、ということなのですが。例えば京王線の調布が停電の時間帯には、新宿の飲食店が「今家が停電してる人は○%OFF」とやるとか、東北の日本酒をそろえて、一杯100円+気持ちの分募金を、とやったり、とにかく酒好きはなんだかんだ理由をつけて呑みたがるものですから、その理由づけをしてあげるのがポイントですかね。
飲食店は厳しい状況が続いていると思いますが、知恵を絞って乗り切り、またそれが被災地の復興にも結び付けば言うことないですね。
■補足
*1 SWOT分析/@IT情報マネジメント用語辞典
http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/swot.html
*2 クロスSWOT分析/@IT情報マネジメント用語辞典
http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/crossswot.html
私は飲食業に「震災を忘れられる空間の提供」を提案したい。
返信削除家にいるとテレビを見てしまう
→洪水のように押し寄せる情報を食い入るように見てしまう
→そのあと、どっと疲れが来てしまう
<なんか情報をとり続けていないと不安になる中毒状態になりつつある、というか、もうなってしまった>
被災した人の生活再建も長丁場ですが、それをサポートする非・被災者も長丁場を覚悟する必要があります。
食事の間だけ、震災を忘れてもバチは当たらないと思います。
確かに、地震報道中毒、みたいになりがちですよね。
返信削除たまには違うことを考える時間が確かに必要ですね。
とはいえ、なかなか飲食店側から「ウチの店でしばらく震災を忘れましょう」と言いにくいところが課題かもしれませんね……。
多くの人は、潜在的に「震災のことを一時的に忘れたい」と思っているはずなので、その部分を後押しするようなキャッチコピーを考えられるかが、ポイントだと思います。
返信削除「落ち着いたところで、ゆっくり食事をしてみませんか?」で十分なのかもしれません。
そうですね。疲れている自分に気づかせることがポイントかもしれませんね。
返信削除そして新たに、「安心な水を使ってます」というアピールポイントがうまれてしまいましたね……。